14:TZR(M)50の腰下分解
NSR系は簡単ですがヤマハのTZR系は構造がちょっと違うので初心者では難しいですね。
分解組みたてには特殊(専用)工具を多少必要とします。送ってもらった状態でちょっと変なので修正が入ります。
交換部品リスト
93102-20447 クランクシールL¥290 /93103-28011 クランクシールR¥270
93102-25446 バランサシール¥550 /90215-10284 バランサロックW¥220
93210-21276 ギアセンサーOリング¥55 /93306-30421 BGクランクR¥1540
93306-20458 BGクランクL¥950 /93306-00423 BGバランサ¥550
93306-20211 BGバランサ¥270
まずはゴミを綺麗に掃除します。
左クランクケースカバーを外してフライホイールを外します。
M26-P1の専用プーラーが必要です。スクーターに似ています。
セルギアを外しました。ここでオイルが滲んでいる場合はクランクシャフトの
オイルシール不良の可能性があります。
チェンジスイッチを外します。小さなロッドとスプリングがありますので紛失注意。
セルモーターも外しておきます。
ホンダ比べて細いのでケージ(わく)が破損しやすいので定期的に交換しましょう。
左の部品が無くなったので再度洗浄して右側に移ります。
コンパクトなエンジンですね。左上の丸いところはキックの名残りです。
2日目ですが順番がめちゃめちゃです。参考にはなりますかね。??
クランクの分解写真は忘れました。
概要:クランクは右側基準になっていますがギアを外すと引き抜けます。
左ケースとクランクが固定して外れます。
組みたてはクランクを引き抜きながらカースを合わせる感じです。
組みあがり後クランクの振れを確認します。
注意点:
コニカルワッシャーには向きがあります。
細かいワッシャーが多いので場所を把握しておきましょう。
*スターターアイドルギアにはカラーが入る。グリス塗布(ワッシャー・ギア・カラーの順)
ポンプシャフト・・・羽---シール---ワッシャー---ピン---ギア---ワッシャー---クリップ
シールには向きがある。
ワイヤリング
マークをあわせる
ロッド---ボールをいれる
右のロックナットを緩めクラッチの調整
メーター駆動ギア(白)の右にワッシャーが入る。(左は無し)
赤マークのクリップをずらして組みたてる
作動確認を必ず行う。
ミッションは左ケースに組んだほうが簡単!。
*クランクは左ケースに組つけたのち、右ケースに仮合わせしてクランク位置を先に決める。
*左にクランクを残したまま再度ケースを分割してミッション組みこみと液ガスを塗って速やかに組みつける。
バランサーのあわせ方