CR80エンジンのオーバーホール


2000年5月5日なんとレース中にエンジン破損!!
早速修理しました

写真
説明
スモールエンドベアリングが破損
してしまいました。
ピストンには、かけらが刺さっています。
破損したスモールエンドベアリング

半分どこかに行ってしまいました。
シリンダーヘッドにも破片が刺さっています。
シリンダーを外したクランクケース
回り止めをしてねじを緩めます
回り止めをしてねじを緩めます
シフト機構はNSRよりコンパクトな
ラチェット式になっています。
分解時にカラー、スプリングを無くしやすいので
要注意!!
ケースプーラ
07937-4300000
を使用して分解します。
シフトフォークシャフトは2本ついています。
シフトドラムはベアリングで支持されています。
クランクシャフトを外します。
ケースにベアリングが残った場合、
プーラーで引き抜きます。
プーラーの爪が掛からないときは、
ワッシャーを使うとうまくいきます。
こんな感じ
ケースを電気コンロで加熱(ゆっくり)し、
ベアリングを落下させて取り付けます。

ベアリングのグリスは、エアガンや
パーツクリーナで 除去します。
取り付け面のオイル分も除去します。
専用工具07965-1660100アッセンブリツール
      07965-1660200シャフト
      07965-1660300カラー
を使用してクランクを取り付けます。

あわせ面の位置はちょっとコツが要りそうです。