9:鈴鹿ミニモト情報 7/17更新
予選・決勝おつかれさまでした。
NSR80での予選決勝を通じての最終情報です。
ファイナル関連 *ノーマルミッション用
フロント |
リア |
ファイナル |
備 考 |
お勧め度 |
18 |
32 |
1.777778 |
||
17 |
31 |
1.823529 |
体重の軽い人向け |
○ |
18 |
33 |
1.833333 |
◎ |
|
16 |
30 |
1.875 |
案外ここみたいでした! |
◎ |
17 |
32 |
1.882353 |
体重の重い人向け |
◎ |
18 |
34 |
1.888889 |
◎ |
ロングファイナルですとエンジンにはやさしいですが、逆に無理に引っ張る可能性
も否定できないので良く考えましょう。風の向きにより17/31辺りではホームストレートで
最高速が落ちる事があります。
18Tのフロントスプロケットはクランクケースを少し削ると使用出来ます。
ミッション関連
普段SPレースなどノーマルミッションをお使いの方は、NSR80純正が
乗りやすい?傾向があるようです。NSR50のミッションは5・6がワイドで
最高速が出ない可能性があります。
クロスミッションはキタコが良かったみたいです。
GP125レーサーの方は、クロスミッションを好む傾向がありますね。
水温
70度以下が理想です。整流板は効果があるようですのでお試しください。
ストレートで68度くらいが基準値でした。
キャブセッティング
PWK28の参考セッティングです。気温は6/29の30度付近です。
MJ142 SJ45 濃い感じ
MJ140 SJ45
MJ138 SJ45
MJ135 SJ45 薄い感じ
ピットで良くても全開走行すると薄く感じられます。
予選決勝は気温が高くジェットは135程度で良く走ったチームもあったようです。
点火系
多数派としてはNSR50/80の95以前がスタンダードです。夜間照明用に電源が必要ですが
充電(ライティング)コイルを生かす方とバッテリー点火する方がいます。パワー的には充電(ライティング)
コイルを撤去したほうが明らかに有利です。
CDIは50cc用の銀POSHが最適で点火時期は調整の範囲内で右側いっぱいに進めるのが
ベストではないかと思います。ベースプレートを削ってさらに進めると焼き付きなどの例が散見されました。
CR80などの電気系も改造で取りつけ可能ですが耐久面での保証はありません。
ノーマルローターを外周軽量加工するとレスポンスは向上しますが点火時期が進んで
焼き付きの原因になりますので使用は控えた方が無難かと思います。
*デイトナの青い大きいCDIユニットはダメみたいです。
冷却水の入れ方
エアが抜けにくいのでラジエター側またはヘッド側から冷却水を入れると
エアの混入無く速やかに出来る。
ピストンの焼けの参考例
オイルにより変わります。これはモチュールです
カストロールR30です。乾き具合で濃さを判断します。
圧縮圧力の変化量
ヘッドガスケット0.28mm(薄1枚)につき、0.6kg/cm2程度変わります。
適正値は、7.5~8kg/cm2
振動増加
エンジンの高速回転による負担は大きく使っていると振動が増加して来ます。
主にバランサーベアリングの劣化とクランクの振動によるクランクベアリングの受けの緩みが原因の様です。
早い話が、エンジン部品を交換しないと改善しません。修理代は掛かりますね・・・・
*バランサー・クランク・右ケースなどのセット交換
抱きつきなど
圧縮アップで燃焼温度が上がるとポートの変形が大きくなります。
パワーアップに伴い抱きつきが数件発生しました。十分面取りで最終的には安定する様になりました。
ご迷惑おかけしました。